コウノです。
少しガスから話がそれるように思われるかもしれませんが、建物を新築する際のことを考えてください。当然ながら新築住宅の価格は一般家庭では現金で簡単に買えるようなものではなく、ローンを組んで購入することでしょう。ここで都市ガスで配管、ガス設備を設置した場合はすべて住宅価格に反映されます。しかし、プロパンの場合は新築時のガス設備の工事費用をガス会社が負担し、その費用をガス設備を使用したガス料金に含めて請求するということがあります。この場合は新築の建物の価格は抑え目になりますが、ガス料金に含めた形でガス設備の代金を支払うことになります。この場合は当然都市ガスより高くなります。しかし、ガス設備の工事費用はいつまでも続くわけではありません。15年であったり20年であったりという契約期間を過ぎればガス設備分の料金を支払う必要はないのですが、そのままの料金で請求されていて、利用者側も気づかずに支払っているということも少なくありません。築年数が20年を超えている場合は安くできる可能性が十分にありますので、ガス会社を変更するという方法を試してみてください。詳しくは後述します。なお、この方法でのガス料金削減は持ち家、または家主にガス会社の変更の許可が得られる場合のみで可能ですので、賃貸住宅などでガス会社が最初から指定されている場合はガス会社の変更は無理です。賃貸住宅を新築する際に建築費を削減し、その分をガスの請求という形で入居者に請求が行ってしまっているわけであって、ガスを使用したい以上仕方が無いこととなってしまいます。これ以外の理由でも、都市ガスと異なりプロパンガスは現在は自由契約ですので、ガス会社が自由に料金を設定できます。ガス会社を変更できることを知らない方がほとんどであるため、請求された料金をそのまま支払っているままでは高いままとなってしまいます。ガスの料金は基本料金と従量料金の合計からなり、基本料金に使用したガスの容量を掛けた従量料金が足されて請求されます。高い請求を行っている会社は特に料金が分かりにくくする目的で基本料金を明示していない場合もありますので、この場合は複数の月の明細書を用意して計算します。合計料金の差がある月を2つ抽出し、高い方から安いほうを引きます。次に使用量の多いほうから少ないほうを引きます。ほとんどの場合は立方メートル、または?と表示されていますので、金額の差をこの立方メートルの差で割ります。こうすると立方メートルあたりの従量料金が計算できます。あとは、この従量料金に使用量をかけて、合計料金から引けば基本料金が計算できます。確認のために抽出した2つの月以外の料金で検算してみればより確実です。ここで出てきた基本料金と従量料金を相場と比較すれば現在の料金が妥当なのか、高いのかが確認できます。インターネットでガス料金、適正価格などのキーワードで検索すれば地域ごとの相場が調べられますので、ご自宅の料金と相場を比較してみてください。相場と大差ない場合はガス会社を変えてもあまり意味はありませんが、大きな差が見られる場合はガス会社の変更を検討ください。地域で取り扱っているガス会社は検索すればいくらでも出てきますので、ホームページを見たり電話をしたりして料金を確認して会社変更を申し込んでください。なお、同じガス会社であっても隣の家とは料金が違うということも十分にありえますので、同じ会社を利用している近所の人に聞いても参考程度にしかなりません。必ず自宅の明細書で計算してください。都市ガスとの違いで従量料金が全然違うと思われる方もいるかとは思いますが、これに関しては同じ体積の都市ガスよりもプロパンガスのほうがエネルギーが大きいためであって、実際にガスとして使用した場合はそこまで大きな差はでません。また、風呂はほとんど使わない、職場等に風呂があるなどの場合はガス契約自体を解約してカセットコンロで調理するという方法、オール電化にしてガス契約自体を削減するという方法もあります。また、会社によっては暖房をガスで行うということによって割引が受けられるところもあります。プロパン対応の暖房器具があってガスコンセントがある場合はわずかですが安い契約にできる可能性もありますので契約のガス会社を調べてみてください。実際に暖房として使用していなくても大丈夫です。
読んでいただいてありがとうございました
それでは引き続き頑張っていきましょう。
ではまた
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