コウノです。
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NHK プロフェッショナル 仕事の流儀を見てこの人すごいと思ったので共有します。
以下朝日新聞の引用ですがぜひ読んでください!!
http://www.asahi.com/articles/ASH9Z51NCH9ZUEHF00C.html
本文引用:
女優の井川遥さんや人気モデルの滝沢眞規子さんらを起用し、
子育て中のおしゃれママからの圧倒的な人気を得る女性誌「VERY」(光文社)。
編集長の今尾朝子さん(43)は
昨年夏に第1子を出産、今春、職場復帰しました。
フリーライターを経て女性誌「STORY」の編集部から、
現職に抜擢(ばってき)されて8年余り。
母になった敏腕編集長の働くスタイルは、
今の社会への挑戦のようにも見えます。
午後5時半。これから一仕事という人もいるなか、
今尾さんの「締め切り」は毎日この時間にやってくる。
保育園に1歳の娘を迎えに行くためだ。
「以前は、24時間寝ている時以外は仕事を受け付ける態勢でした。
メールも電話もいつでも」。
遅くまで働いても、それが楽しかった。
今は朝6時過ぎに起き、保育園に娘を預けてから会社へ。
地元の認可園に空きがなく、
通園はバスで40分。
仕事柄不規則な夫の手は借りず、
家から会社までの2時間コースを往復する毎日だ。
夜、部下や仕事の関係先との食事や会合に行くこともなくなった。
■24時間型やめた
VERY編集長に抜擢されたのは2007年。
「かわいい」よりも「かっこいい」お母さん路線が、女性の心をとらえた。
こだわるのは、リアルで手が届きそうな「半歩先」の提案。
就任以降、部数を伸ばし、現在約32万部。
30代向け女性ファッション誌でトップを走り続ける。
編集長になって数年は「まさにモーレツサラリーマン」。
しかし、働き方への疑問はその頃から感じていた。
雑誌編集の現場は夜型の勤務スタイル。
じんましんなど身体の不調も出た。
「若い女性部下は、ぼろぼろになっている自分のようには誰もなりたくないはず」。
朝に集中して、電車のあるうちに帰る日を増やした。
そしていま、自ら子育てのためにさらに早く帰ることで、職場の意識も変わりつつあると感じる。
職場にいなくても、今はインターネットもバイク便もある。
「抱える事情はみんなそれぞれ。若い人たちが、結婚・出産して働くことに不安を持たないで済むようにしなければ」
いわゆる「ワンマン編集長」タイプではない。普段の語り口もソフトでゆっくりだ。
「しゃべるのもトロいし、優等生でもない。たまたま紛れ込んで一生懸命やってたら、こんな風になっていた」と肩をすくめる。
編集長自ら部員と一緒に路上に立ってアンケートすることも。
夜は無理でも、ランチなどで部員らを誘って話を聞く。
「自分で想像つくことは、たかがしれている」といい、
「ドクチョー」と呼ぶ読者調査を大切にする。
グループインタビューではなく1対1か2対1。
イベントなどで、話を聞いてみたいママに声を掛ける。
「そこでのどんな話も勉強になります」。
これまでの職場は皆ワンマン編集長だったという女性部員は「ここに来て、自分からやる気がでた」という。
「残念です」と静かに言われるのが一番怖い、と部員は口をそろえる。
「できるのに中途半端だったりすると、がっかりして言葉が出なくなる。大きな声を出さなくても情熱は伝わります」
■発信したい思い
10カ月の産休・育休から復帰した今、「VERYの枠から外れるくらい新しいことをやってみよう」とげきを飛ばす。
「『半歩先』の新しいスタイルの提案も、それが求心力を持つ間はいいが、定着するとつまらなくなる。だから常に新しい提案が必要」と話す。
自分の考えやスタイルを声高に掲げるのではなく、背中で見せる――。
雑誌づくりだけでなく、働き方においても、自らの行動を見せることで周りが刺激を受けていく。
今尾さんが考える、女性の仕事と家庭の両立とは。
「両立なんて今の日本じゃまだまだできないと改めて思った。頑張って仕事する女性は増えたけれど、脱落するかどうかのギリギリでやっている。こんなのおかしい」。
その思いは雑誌を通して発信するつもりだ。
「男性社会的な働き方の考えが変わらないと無理。両立を模索している私たちがこれでいいと思っちゃだめなんです」
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読んでいただいてありがとうございました
それでは引き続き頑張っていきましょう。
ではまた
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